chiitiler
chiitilerは筆者謹製の地図タイルサーバーである。MapLibre Styleを画像化するサーバーであり、この界隈にはTileserverGLというデファクトスタンダードがある。ではなぜchiitilerを作ってみたかというと、最初は単なる趣味で、スタイルの画像化をサーバーサイドで行うためのC++実装であるMapLibre Nativeの勉強のつもりで書き始めたものである。一方、当時は筆者のなかで「なんでもAWS Lambdaで動かす」実験が流行していて、このサーバーもLambdaで動かしたりして遊んでいたわけである。すると単純な実装では遅かったので、それらを改善していくなかで、そこそこまともなサーバーが出来上がったという流れであった。なので、TileserverGLに対して、chiitilerはサーバーレスを志向した設計となっている。続きはWebで。
デモサイト
api.spatialty.io以下で、地図タイルサーバーを構築してみた。全てAWS上で動いている。外部利用は想定していない(なのでCORSは許可していない)。個人開発なのでお金かかりすぎたら辛いのもあり。
https://spatialty-io.github.io/chiitiler-demo/#8.68/42.8843/141.9552/-20/57
その他
- 実は昨日まではCloudflare Workers -> AWS Lambda(chiitiler)という構成だった。悪くなかったが、CloudFront -> AWS Lambda(Node.js) -> AWS Lambda(chiitiler)とした。IMO: CDNとしてはCloudFrontの方が優秀と思っている。
- この機に、今までかなり食わず嫌いをしていたAWS CDKに移行した。らくちん。